ワイドバルコニーで屋外を楽しめる住まいに!その特徴と魅力まとめ

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
玄燈舎, 傳寶慶子建築研究所 傳寶慶子建築研究所 Modern style balcony, porch & terrace
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ワイドバルコニーという言葉を最近よく耳にすることはありませんか?住宅では室内の大きさや間取りにばかり目が行きがちですが、屋外空間の大きさや質を高めることで、より住まいや生活自体の幅が広がっていきます。そこで今回は、ワイドバルコニーの特徴や魅力について紹介していきたいと思います。バルコニーの使い方が自由に選べて、快適な屋外スペースを楽しめるような住まいとしていきましょう!

ワイドバルコニーとは

ワイドバルコニーとは、従来の比較的幅の狭いバルコニーに対して、2m前後、あるいはそれ以上の奥行きのある広々としたバルコニーにしたもののことを言います。正確に奥行きが何m以上のものがワイドバルコニーである定義はありませんが、これまでの一般的なバルコニーであれば、洗濯物を干すだけでいっぱいでしたが、ワイドバルコニーは、洗濯物を干すだけでなく、他にも様々なアクティビティを行える場所となります。現在では戸建ての住宅はもちろん、新しいマンションでも珍しくないベランダのタイプとなっています。

洗濯物を干しても余裕のあるワイドバルコニー

バルコニーで洗濯物を干したいという方も多いと思いますが、一般的なバルコニーの幅であると、洗濯物を干すだけでバルコニーがいっぱいになり、せっかくの屋外スペースでも何もできなかったり、そもそも洗濯物を干す時に狭くて干しづらいということもあると思います。そんな時でもワイドバルコニーであれば、余裕をもって洗濯物を干せますし、特に、子どももいる家族にとっては、家族全員の布団や洗濯物も干せるストレスのないバルコニーとなってくれます。

セカンドリビングとして

奥行きが十分にあるワイドバルコニーでは、テーブルや椅子を置ける広さがあります。そうしたことから、バルコニーにセカンドリビングを設けることもできます。こちらの住まいのように、ベランダから素敵な景色を楽しめる場合は、その景色を前にしながら、食事や食後のくつろぎの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。あるいは、バルコニーと室内の開口を工夫することで、2つの場所がつながり、とても開放的で広々とした空間を生み出すこともできます。

室内とベランダを開放的にしてくれる

先程述べたように、ベランダに十分な奥行きがとられ、室内とベランダをつなぐ開口がその2つの空間を1つの部屋のようにしてくれる開き方やつながり方をしてくれることで、想像以上の開放感を2つの場所にもたらしてくれます。こちらの住まいでは、大きな窓ガラスで直接的に2つの場所をつなげているとともに、少し傾斜した壁が室内でもより屋外の開放感を感じられるように工夫されています。

ベランダでガーデニングも

一般的なベランダであれば、たとえ日当たりの良いガーデニングにとって絶好の屋外スペースであっても、植木鉢などを並べただけで、ベランダにテーブルや椅子も置けなくなり、もはやガーデニング以外に他のことができないような狭さを感じることになるでしょう。しかし、ワイドバルコニーであれば、普通のバルコニーから50cm以上広がるため、その部分をガーデニングにあてると考えると、一般的なバルコニーがそのまま他のアクティビティにも使えることになります。

子どもの快適な遊び場所

広々としたバルコニーであることで、気持ちのいい外の空気を吸いながら子どもと遊べる場所にもなります。もちろん、万が一ベランダから転落してしまうことがないように側に付いていながらになりますが、一般的なベランダでは考えられないほどの余裕のある快適な遊び場となるでしょう。また、床の素材や手すりの形を工夫することで遊びやすい安心で安全なバルコニーにすることもできるので、その点も建築家とよく話し合いながら決めていってみて下さい。

【その他のバルコニーについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 回りバルコニーからサービスバルコニーまで。バルコニーの種類まとめ集

ルーフバルコニーで開放的な屋外空間を住まいに!その使い方まとめ

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