真冬でも夏を感じたい!インテリアの冬支度

Y. Y. Y. Y.
Jardim do Sertão, Ateliê de Cerâmica - Flavia Soares Ateliê de Cerâmica - Flavia Soares Commercial spaces
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11月も末に入り来週からはいよいよ師走ですが、皆さま冬支度の方はいかがでしょうか?温暖な地域にお住いの方にはピンとこないトピックですが、冬が長く暗い地域や、冬の天候が悪い地域にお住いの方は、冬の間気分が沈み辛い思いをされた方は多いのではないでしょうか?日照時間が少ないと体内時計がリセットされず、深刻な時には冬季うつ病のような季節性情動障害にかかる恐れもあります。そんな症状を事前に防ぐため、まずはインテリアの冬支度を始めてみましょう。そして倦怠感や憂鬱感知らずで気分良く冬を乗り切りましょう!

どこか特別で、カラフルな家具

フランスのショップ、PLANETE COCOONからはこちらの家具がお勧め。無垢材で作られたドレッサーやサイドボードなどの家具はカラフルに仕上げられており、南国風なお部屋を演出するのに最適です。家具の数は多くなくていいのですが、ポイントはどこか特別でカラフルなもの。自然界に色が少なくなるこの真冬こそ、家をカラフルなもので彩りましょう。リゾート風な籐の家具なども、夏を演出したい際には役立つアイテムです。

フレッシュな雰囲気のモチーフ

インテリアに何か変化をつけたい時、一番手軽なのがホームテキスタイル。テキスタイルは、フレッシュな印象を与える、モチーフがお勧めです。フランスのTISSAGE ART DE LYSがデザインしたこちらのテキスタイルは極楽鳥花がプリントされており、窓辺に置かれた多肉植物との相性も良く、室内の雰囲気も一気にトロピカルなものに変えてしまいます。自然界では植物が枯れる冬だからこそ、室内には新鮮な雰囲気を取り入れたいですね。

夏のモチーフのテキスタイル

夏を感じたい時は、暖色系のものや、夏を連想させるモチーフが用いられているものも良いでしょう。木の家株式会社が設計を手掛けたこちらのお住まいは、開放感溢れる吹き抜けのリビングルームが印象的です。カーペットとクッションカバーにはハイビスカスなどのハワイアンモチーフを使ったテキスタイルが用いられ、真冬でもどこか夏が感じられる空間になっています。テキスタイルの抑えた色使いも、シンプルな内装にしっくり馴染んでいますね。

壁を暖色系に

インテリアの色彩が人の心理に影響を与えることは以前の記事にも書きましたが、温かさを感じたい場合は、部屋の色の温度を上げましょう。手っ取り早いのが、インテリアの中でも面積の多い壁を暖色にしてしまうことです。東京を中心に関東周辺で活動するユミラ建築設計室が手掛けたこちらのお住まいは、目の覚めるような黄色のテラスが真夏を思わせます。真冬でも天気のいい日には、こんな風に周辺の視界から守られたプライベート空間で日光浴を楽しみたいですね。

大ぶりな観葉植物で夏を演出

豊田空間デザイン室一級建築士事務所が手掛けたこちらの地中海風リビングは、白やベージュで統一されたインテリアが爽やかな印象を与えます。部屋置かれた大ぶりの観葉植物も、ダイナミックでいいですね。冬は外の緑が少なくなる季節ですので、せめて部屋の中だけでも観葉植物を取り入れ、グリーンを楽しみましょう。視覚から感じる温度がきっと上がるはずです。

照明の数を増やす

地域によっては、冬は天気が悪く暗い日々が続きます。そんな時気をつけなければならないのは、光が足りず、気分まで暗くなってしまうこと。寒いと服を着込んだり、部屋を暖かくしたりと対処が早いのですが、それに比べ暗い時の対処はなかなかできていません。冬が長く厳しい地域にお住いの方には特にお勧めしたいのは、もっと光を取り入れること。まずは日中外からの光がは少しでも入るのであれば、窓辺を遮るものがないか確認しましょう。とはいえ自然光が少なく、日照時間も短い時期なので、照明を積極的に取り入れるのも良いでしょう。夏場よりも照明の数を増やし、質の良い光確保しましょう。

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