参考にしたい!小さくても魅力的な3軒の家

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”大は小を兼ねる”と言いますが、住宅に関しては時に小さな方が実用面で優れていることがあります。 特に仕事でとても忙しい方やカップルだけで住んでいる場合は、小さな家の方が整理整理がしやすく掃除が行き届き、メンテナンスコストも抑えることができます。収納不足問題に関しては多機能家具を戦略的に使用することで解決でき、インテリアに個性を加えることも可能です。

今回は小さくても魅力的な3軒の家を紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい!

1、小さくてラブリー

まず一軒目はイタリア・ミラノの建築家による小さな住宅。外観は伝統的なスタイルをシンプルに洗練させた白xライトグレーのミニマルスタイル。窓と玄関ドアの開口部には防犯対策の格子が嵌められていますが、玄関ドアの方にはデコラティブなタイプを選んで装飾として機能させています。

インテリア

玄関を入るとキッチン、ベッド、小さなテーブル&チェア、収納があるというほぼワンルームの間取り。しかしキッチンは扉付きで、使用しないときは扉を閉めればまるで壁面収納のようなすっきりとした見た目となります。白でまとめたシンプルなインテリアで圧迫感や窮屈さはなく、むしろ必要なものが手の届く範囲にすべてあるという快適な暮らしが叶いそうな住宅です。

2、外部エリアを充実させる

続いてはインドの建築家による住宅。三角屋根とその下の開口部が印象的なデザインです。建物はコンパクトでも広々としたテラスがあることから敷地が小さかったわけではないことが分かります。雨が少なく年間を通して温暖な地域であったり外で過ごす時間が好きという方は、このように外部エリアを広く取って充実させ、建物自体はコンパクトに抑えるという選択もあり!

インテリア

室内は中間色xシンプルモダンなスタイルを基調に、伝統的な装飾がされた家具をアクセントで置いた魅力的なインテリアです。重厚感のある伝統的な家具で統一すると正統派のクラシックスタイルとなりますが、色や装飾度合いによっては全体が薄暗く重々しい雰囲気になることもあります。しかしこのようにアクセント的に取り入れれば、伝統工芸の魅力が引き立ちつつもモダンスタイルと融合したオリジナリティのある素敵なインテリアを作ることができます!

3、ミニマルな平屋

最後はブラジルの建築家による住宅です。日本の古典的な平屋住宅にも似たデザインの外観ですが、マットな白や無駄を削ぎ落としたミニマルな形状がより現代的。大きく開いた部分はガレージです。

日本の平屋から影響を受けたのかな?と思う外国の住宅が他にもあるんです。例えばスペインのこちらの住宅など… ぜひチェックしてみて下さい!

インテリア

インテリアも期待を裏切らない洗練のミニマルスタイルです!庭に向かって全面的に開いた開放的なデザインや、オープンスペースを仕切る半透明の壁によって建物の小ささを感じさせません。研磨したコンクリートの床や繊細なラインのサッシ、半透明のガラスに映る陰影など、モダンで魅力的な要素でいっぱいの室内です。

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