猫と暮らす家best5!

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Villa in Lake Kawaguchi, 久保田章敬建築研究所 久保田章敬建築研究所 Modern corridor, hallway & stairs
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あなたは犬派ですか?それとも猫派ですか?もしもあなたは猫派というのなら、今回の特集はまさにあなたのためのもの!今回のbest5はズバリ【猫と暮らす家best5!】です。犬よりも室内で過ごす時間が長い(というか病院に行く以外は一歩も外に出ない場合もある)猫ですから、少しでも快適な居住空間を作ってあげたいと願うのが飼い主の思いですよね。猫と暮らすことを前提にデザインされた五軒の住宅、さっそく見ていきましょう!

オープンプラン&スキップフロア

まずは福岡市の建築家ろく設計室が手掛けた住宅から。こちらは若い夫婦と愛猫のために建てられた住宅です。敷地は高台にあり、福岡市の街並や博多湾が見渡せるという絶景の家はレイアウトも開放的で広々としています。横の広がりだけでなく縦もスキップフロアでつないだ開放感ある空間に渡された木材の梁、もちろんここはキャットウォークです!空間内を縦横無尽に移動できて快適。インテリアのアクセントとしても機能しています。

ステップボックスと隣室への出入り口

こちらは五匹の保護猫と暮らす住宅。一級建築士事務所かねまき・こくぼ空間工房は室内の様々な場所に猫が快適に暮らすことができる仕掛けを施しました。例えばこちらの壁に設置されたボックス。ボックス内をベッドのようにして寛いだり、ステップとして上へと登っていったり。壁の上部と下部にひとつずつ隣室への出入り口を設けることで回遊式プランに。多様性のある過ごし方が可能です。玄関通路脇に設置されているため、ゲストが訪れた際も猫にとって安心感のある距離感から観察することが可能で、人見知りな猫もストレスなく過ごすことができます。

吹抜け&ステップ

有限会社橋本設計室が手掛けたのは吹抜けのあるモダンで開放的な玄関ホール。ミニマル&モダンなデザインや目の前に広がる中庭など魅力的な要素がたくさんですが、ここも実は猫と暮らすための家。玄関ホールの壁には吹抜け上部に向かってステップが設置されています。白い壁に木製の板がよく映えて温かな印象が加わり、しかもランダムかつリズミカルな配置が空間に動きを与えダイナミックな雰囲気となっています。

家の中にもうひとつの家

集合住宅でペットを飼う場合は特に犬よりも猫が選ばれることが多くあります。犬は禁止でも猫ならOKという物件もたまに見かけますよね。しかし集合住宅の場合は限られた面積であることや、垂直方向への伸びが無いことなどがネックになることも。それを解決したのが株式会社seki.designによるマンションリノベーションです。なんと家の中に猫専用の猫ハウスを作ってしまいました!しかも三階建てです!写真左手手前に見える格子の家具がそれ。1階にトイレ、2階がリビングダイニング、3階が寝室という人間の家顔負けのレイアウト。さらに屋上テラスからキャットウォークへとアクセス可能といううらやましい設計!格子で適度に隠れられるところが猫にとってもとても快適なのでしょうね。

クレジット: A.FUKUZAWA

別荘でも愛猫と

別荘でももちろん愛猫と一緒に過ごしたい。こちらは夫婦&愛猫のために建てられた河口湖の別荘です。傾斜のある敷地を生かして構造上3層の断面計画となっており、周囲の豊かな自然を取り込むダイナミックな室内空間が広がっています。室内にある四つの階段は上下の移動のためだけでなく、そこに留まって過ごしたくなるような工夫が施されています。景色を見て楽しむのは猫も一緒のようですね。

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