大きな部屋のインテリア作り

Emi M Emi M
homify Living room
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スペースのない小さな部屋でのインテリア作りは難しいと思われるかもしれませんが、実は大きな部屋でのインテリア作りこそ困難な作業なんです。家庭的な居心地の良さを感じさせ、がらんどうに見えないようにしなければいけません。しかし、ただ家具や装飾品を増やすだけではせっかくの広いスペースが乱雑に散らかって見えてしまいます。そこで今回の特集では、大きなスペースでのインテリアの設定方法と快適に見せるテクニックをいくつか紹介します。

リビングルームやダイニングルーム、キッチンが同じ部屋にあるオープンプランであるのか、または大きな個室であるのかに関わらず、適切な設定をすれば大きな部屋の問題点や居心地の悪さを簡単に解決できます。

大きな部屋に温かく居心地の良いリビングスペースを作りたいなら、例えば家具を巧妙に配置する、または床にレベル差を加えることによってスペースを視覚的に分離できます。デザイン要素が互いに調和しているインテリアはより魅力的です。例えば特定の色や素材が部屋のテーマとなりスタイルが作られていると、それだけでおしゃれで快適な雰囲気となります。また、家具や壁、およびその他の装飾的アイテムに適用できる適切な色の組み合わせもインテリア作りにおいては大切な要素となります。

大きな部屋のインテリアの設定方法、詳しく見ていきましょう!

広い部屋=大きな家具

広い部屋には明確な利点があります。それは家具の選択に制限がないこと。大きなリビングルームでは大人数が着席できる大型ソファや寝そべることができるL字型ソファを置いたり、広々としたベッドルームでは大きなベッドに暖かい色調を合わせて毛足の長い豪華なラグを敷くこともできます。家具の大きさと部屋の大きさを合わせることが重要で、それが広い部屋で家庭的な雰囲気を作り出します。

こちらはドイツの専門家による広々としつつも居心地の良いリビングルームです。

木材で広い部屋に温かみを演出

木材は大きなスペースでインテリアを設定するのに理想的な素材です。 それが家具であろうと床材であろうと、木材は居心地の良い見た目ですべての部屋を温かい雰囲気にしてくれます。一般的に木材の床は色が暗いほど落ち着きがありリラックス感が増します。

居心地の良さを作る

ソファやベッドはクッションや毛布などで温かく快適に見せている人が多いはずですが、床はどうですか? 大きな部屋をさらに快適にするために床に柔らかいラグを加えてみましょう。パイルのラグやカーペットは足元を暖めるだけでなく、子供部屋のクッションとしても機能します。自宅で洗える製品であれば気軽に清潔感を維持することができます。

小さい部屋では避けるべき濃い色や暗い色も、広い部屋では怖れること無く使用できます!

視覚的に天井を下げる

天井が高い開放的な部屋は気持ちのいいものですが、あまりにも高い天井の部屋はあなたを圧倒してしまうかもしれません。そんな時は光のテクニックで解決できますよ。天井を少し下げるには壁を天井と異なる色で一定の高さに塗ります。写真ではグレーの部分の上の白い辺も壁なのですが、天井と一体化しておりわずかに天井が低く見えるようになっています。

他の方法は暗い色を使用して壁を空間的により近く見えるようにすることです。この方法は壁及び天井にも使用できます。壁が暗い赤、青、または緑で塗装されている場合はこの部分は小さく、または近くに見えます。

第三の方法は床から高さ1メートルのところにクラウンモールディングを追加すること。

最後の方法は天井にコーブ照明を設置することです。これは部屋全体がムードある雰囲気となり一石二鳥です!

テキスタイルを使う

大きな部屋の天井や壁は装飾目的でも活用できますよ。美しいカーテンをインテリアに加えると特に効果的です。 窓やベッドに沿ってカーテンを設置してロイヤルでエレガントなスタイルを作りましょう。こちらの写真で見ることができるようにカーテンはインテリアに柔らかな質感を加え、さらに間接照明を組み合わせて使用するとより温かく、居心地の良さを演出できます。

仕切りを使う

オープンプランの間取りは広い部屋をより開放的に見せますが、家族間のプライバシーや静けさを重視するならややマイナス点となるかもしれません。この問題に対する実際的な解決方法はスライドドアを使用することです。 スライドドアでスペースを仕切れば必要に応じてオープンプランとなったり個室となったり、よりフレキシブルな空間となります。加えて今日のスライドドアは多様なデザインが提供されているためインテリアの美しさも高めてくれますよ。

装飾を加える

小さな部屋では少しでもスペースを広く見せるためインテリアも装飾もミニマルなものをおすすめしていますが、広く大きな部屋では大胆なアートや個人的なセンスが感じられる装飾品も飾ることができます。むしろそれらを追加することで、広い部屋がより自分らしく居心地良くなるはずです。

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