使いやすい玄関収納best5—暮らしがすっきりする玄関!

K.Matsunaga K.Matsunaga
趣味を楽しむ土間の家, TEKTON | テクトン建築設計事務所 TEKTON | テクトン建築設計事務所 Double Garage Wood Wood effect
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収納で悩みがちな場所のひとつ、玄関。靴だけでも夏用や冬用、家族の人数分だけでもずいぶんな数になるでしょう。趣味や部活などアウトドアで使う道具を置きたい、玄関先でちょっと脱ぎ着できるコート掛けがあると便利… など工夫次第で暮らしがより楽でメンテナンスもしやすくなります。家を建築したりリノベーションの際には、はじめに計画をしておくと安心です。今回ご紹介するのは、使いやすい玄関収納のアイデアbest5。それぞれのライフスタイルにマッチした、玄関周りの便利でスマートな家を見てみましょう!

音楽室のあるロフトスタイルの家

㈱ライフ建築設計事務所の手がけたこちらの家は、音楽室を主役とした住まいです。平家のように見えながら、吹き抜けのあるロフトスタイルの二階建てです。全体の空間がオープンで開放感があり、グランドピアノのある音楽室以外は間仕切りがありません。玄関も例外でなく、ゆったりととられた土間空間にオープンシェルフが設けられ、一般的な玄関の窮屈さを感じさせません。エントランスドアを挟んでメインに靴を収納する棚と、反対側には家族それぞれが使える3分割のクローゼットがあり、身支度から外出、帰宅からの片付けまでがスムーズにできる動線が作られています。本住宅については「ロフトスタイルの大らかな家」で詳細をご紹介しています。

スノーボードやサーフィンが趣味の家

TEKTON | テクトン建築設計事務所の手がけたこちらの家は、共働き夫婦が趣味を楽しみ、ストレスなく家事が行える家を目指してデザインされた住まいです。スノーボードやサーフィンが趣味のご主人。ときには濡れたまま出入りができるようにと、玄関の収納スペースは広い土間空間とし、駐車スペースからも近い位置に趣味室としてレイアウトされています。大きなボード類を収納してもゆとりのあるスペースがあり、自転車やその他のアウトドア・BBQ用品などもたっぷりと収納ができます。スライドさせて大開口を設けた外にはシンクが設置され、汚れ落としやメンテナンスがしやすい便利さが魅力です。本住宅については「土間空間を利用した趣味を楽しむ家」で詳細を紹介しています。

日常と非日常を過ごすくつろぎの住まい

一級建築士事務所HAUSの手がけたこちらの家は、日々の忙しい日常の中、せめて家ではゆったりくつろげるようにと願いを込めてデザインされた住まいです。家の中でも身支度や家事など「日常」が必要な場面と、まるでリゾート家でくつろぐような「非日常」を分けて過ごせるように動線をデザインされました。収納や整頓が必要な玄関収納はゆったりとゆとりを持って設けられ、こちらから家へ入ることができる動線があります。こちらの他に廊下や土間と繋がるようにデザインされたバスルームでは、リゾート地のヴィラへ訪れたような、中庭を眺めながらのびのびとバスタイムを楽しめるようになっています。明確に日々の動線を分けることですっきりと居心地のよく過ごせる家に仕上がっています。本住宅については「日常と非日常を叶えた中庭のある家」で詳細をご紹介しています。

フレンチアンティークなインテリアの家

LDKにキッズスペースのあるプロヴァンススタイルの家, JUST JUST Industrial corridor, hallway & stairs

ジャストの家の手がけた、自然素材をふんだんに使った注文住宅です。ファサードの塗り壁から赤い瓦屋根の佇まい、室内はタイルづかいやアーチの開口などフレンチアンティークが似合う雰囲気たっぷりのインテリアで仕上げられています。玄関土間はアーチ開口にテラコッタ調のタイル、収納から覗く壁面はブリックタイル風であしらわれました。通常白い背景だと、シンプルながらも収納する「物」のほうが際立ち、なんとなくごちゃごちゃした見え方になってしまいます。こうして目線がアクセントウォールや雰囲気で中和されることで、多少のごちゃごちゃした雰囲気がいい味わいのある景色を作り出し、効果的な演出がなされています。タイルやレンガのむらのある色味も空間に深みを与え、年月が経っても味わいのある住まいになるでしょう。本住宅については「かわいらしさがあふれるプロヴァンス風の住まい」で詳細をご紹介しています。

現代の暮らしに沿った風格のある日本家屋

株式会社菅野企画設計の手がけたこちらの家は、50代ご夫婦の住まい手のための住まいです。昔ながらの日本家屋の。風格がありどっしりとしたファサードのイメージには特にこだわりがありました。軒の水平な凜としたラインが印象的な外観から玄関へ入ると、竿縁天井の和のムードが溢れるインテリアが広がります。水平の広い土間からスライドドアへ続き、広いウォークスルーができるシューズクロークは現代のライフスタイルにアレンジされたレイアウト。昔ながらの趣や和の風格を実現しながら、より暮らしやすくデザインされた和風建築の住まいに仕上がっています。本住宅については「軒を抑えた大屋根和風住宅」で他の写真をご覧いただけます。

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