2世帯住宅で実現する安心で快適な家族の暮らし

K.Yokoyama K.Yokoyama
みんなの集まる家, 設計事務所アーキプレイス 設計事務所アーキプレイス Living room
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今回ご紹介するのは、家族6人が仲良く暮らす3階建ての2世帯住宅です。毎日の生活の中での距離感やつながり、効率的な生活動線を十分考慮し、家族みんなが快適に過ごすことが出来る居心地のいい住空間が見事に実現しています。将来的に2世帯住宅を計画している方には、住まいづくりの際に何か参考となるアイデアが見つかるかもしれません。このプロジェクトは東京を拠点に活動している設計事務所アーキプレイスによって手掛けられました。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

2世帯住宅で家族6人が集う家

ロケーションは都内の住宅地。お子様が3人いるご夫婦と、お母さまの計6人が暮らしている住まいです。正面ファサードは黒い外壁でシックに、サイドの外壁は白で明るく、メリハリのある色使い。2階部分から張り出すように設置されたバルコニーは格子に囲まれていて、外観のアクセントにもなっています。建物は3階建ての作りで、お母さまの個室を設け、玄関やLDKは家族みんなで共有している完全同居型の2世帯住宅です。

ホームエレベーターで縦の移動が楽に

こちらは玄関ホールの様子です。この住まいは、1階に音楽を楽しむための防音室、主寝室、洗面・バスルームなどの水廻りがあり、2階に生活の中心となるLDKとお母さまの部屋、3階に子供室を配置した全体の構成となっています。2階にはリビングに面してデッキテラスを、3階には洗濯物干すことが出来るバルコニーもあり、快適な屋外空間もきちんと設けられているのが特徴です。3階建てだとお母様は階段の上り下りなど縦の移動が大変なのでは?と思ってしまいますが、実はホームエレベーターが設置されているので、バルコニーに洗濯物を干す際も楽々移動が出来て便利です。ホームエレベーターの設置は、3階建てなど縦に空間を使った都心部や住宅地にある2世帯住宅には参考にしたいアイデアかもしれません。

リビングと快適なデッキテラス

2階のLDKの様子です。大きな開口部をオープンにするとデッキテラスと一体化した空間となり、開放感と明るさが楽しめるようになっています。テラスの周りも格子によって囲まれているために、窓を開けていても外部の視線を気にすることなく安心して過ごすことができます。

交流が生まれるキッチン

こちらはキッチンの様子です。カウンターを一部オープンとした作りとなっていて、キッチンで作業に集中しながらもダイニングやリビングの様子をうかがったり、家族とコミュニケーションを取ったりすることができます。また、6人家族でも十分に対応できるよう、多くの収納スペースが設けられています。この2階のキッチンの隣にはお母様の部屋を配置しており、お母さまが料理をする時や食事の際に移動が短くて済むように配慮しているということです。

家族がつながる吹き抜け

こちらはリビングと階段周りの様子です。リビングはデッキテラスに面した大開口の他に、ハイサイドライトからも採光を取り入れており、LDK全体に快適な自然光が広がります。階段の吹き抜けとリビングの一部が隣り合っていることで、3階の子供部屋から気配が伝わったり、また子供たちがこのリビングに集まって来たりしやすくなっています。お母様とお子様との交流も日々の暮らしの中で生まれ、家族のつながりを感じながら安心して生活できる2世帯住宅となっているようですね。

【2世帯住宅については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 二世帯住宅も住まいのかたちは様々。完全同居・部分共用・完全分離型のメリット・デメリットまとめ

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