子供部屋の作り方-中学生に進級したら?

A.Imamura A.Imamura
Nest of Söke Konutları, VERO CONCEPT MİMARLIK VERO CONCEPT MİMARLIK Nursery/kid’s room
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子供部屋は成長に合わせたレイアウトになることを重要視したい場所です。特に思春期に入る中学生頃には、勉強や部活動など、これまでと大きく生活スタイルも変わります。今回は、そんな中学生からの子供部屋のポイントをご紹介していきます。

子供部屋は年齢に合わせた色合いを

子供部屋は、お子さん自身が心地よいと思える空間にすることが大切です。具体的な希望のもとに、部屋全体をやわらかい色調に変えて年齢に相応しい落ち着いた印象にするのも良いでしょう。こちらはダークウッドのフロアや家具に落ち着きのあるブルーの壁紙を合わせた部屋。ベットカバーや椅子の色は白で。木の肌触り、ブルー、白の三色バランスで爽やかさと落ち着きが共存する空間です。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の子供部屋を紹介しています。◀

※ 子供部屋の写真ページ

子供部屋には集中できる勉強机を

子供部屋をつくる目的は、中学生にとっては特に短時間で勉強に集中できるようにするためとも言えます。お子さんの成長にあわせた快適な勉強机と椅子を選びましょう。また、机の下の左右の部分はデッドスペースになりやすい場所です。空間は限られているので、机の上が整理整頓し易い様に収納力の高い机や、チェスト、本棚などを組み合わせることで整頓された卓上が保ちやすいようにすると良いでしょう。

【勉強スペースについては、こちらの記事でも紹介しています】

勉強スペースや書斎コーナーをつくり出す6つの空間アイデア

趣味を表現できる空間に

子供部屋には、お子さんが自分でかいた絵や趣味のものなどを自由に飾れるスペースがあると良いでしょう。お子さんにとって自分の場所は、勉強場所であり、遊び場であり、寝室でもあります。自分の好きなものや一生懸命手がけた作品などが身近な場所にあることで、知的好奇心や達成感、そして今後の意欲へと繋がっていきます。

年齢に見合ったクローゼットに

中学生や高校生になると親が頻繁に部屋に入ることは少なくなります。子供が自分で自分の洋服の管理がきちんとできるようなクローゼットを用意しましょう。服を戻しやすいようにハンガー、そして分類して収めやすい場所の二点は、整理整頓の必須です。見た目が気になり始める年頃ですので、姿見などもクローゼットと一緒にあると喜ばれます。

カーテンの選び方は?

思春期に入る年齢なので、特に空間の印象を大きく左右するカーテンには落ち着いた色がおススメです。そして、デザインなどは本人の意思を尊重して決めることが大切です。見た目だけでなく機能性も重視してお子さまの生活リズムに合ったカーテンを選ぶのも重要です。例えば、外から室内の様子が見えにくいミラーレース、勉強しやすい遮光カーテン、衛生面を考えてウォッシャブル機能のあるものなら汚れても丸洗いできます。非常事態に備えた防炎カーテンなどもあります。

成長に合わせられる可動式間仕切り

中学生、そしてこれから高校生になるにつれて生活のリズムも大きく変わってきます。スペースに限りがある場合は、可動式の間仕切りなどを上手く利用すると良いでしょう。例えば、小さい頃は大きな一ワンルームに、中学生になれば勉強と寝室を分けたり、また兄弟などがおり空間を分ける際にも効果的です。こちらのように収納を兼ねたデザインならよりスペースを有効活用できますね。

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