ミニマリストのリビングインテリアアイデアbest5!

東シナ海を望む家, アトリエ環 建築設計事務所 アトリエ環 建築設計事務所 Living room
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多様化した現代のトレンドでも、近年急上昇しているのが「ミニマル」「ミニマリスト」というキーワード。必要以上のものを持たず、最小で豊かに暮らすライフスタイルが好まれるようになりました。「より少ないことは、より豊かである」という建築家・ミース・ファン・デル・ローエの言葉があります。必要なもののみを置き、空間を洗練させて心を集中させることで、心の豊かさを育むという意味ですが、情報や物が過多になってしまう現代を象徴する選択肢のひとつとなりました。今回ご紹介するのは、ミニマルなリビングのインテリア実例です。洗練された素敵なインテリアを見てみましょう!

モルタルの無機質さが魅力のマンションリノベーション

NUリノベーションの手がけたこちらの家は、マンションの一室をリノベーションした住まいです。モルタルのグレーを基調とし、白、グレー、ステンレスとモダンですっきりとした印象のインテリア。そこに植物の存在感や緑が映え、殺風景にならないミニマルな空間が生まれました。壁を作らず、造作家具や天井未満の壁で仕切ることで、マンションの広さを最大限に生かしながらも生活しやすい動線を作っています。シンプルだけれど個性のある空間に仕上がりました。

東シナ海を臨むガラス張りの家

アトリエ環 建築設計事務所の手がけたこちらの家は、東シナ海を臨む砂丘に建つ住宅です。全面がガラス張りで構成され、幅3mの水盤が設けられることでまるで海と一体化するような景色を味わうことができます。景色を最大限に生かすため、室内は極力余分なものがないように効率的にレイアウトがなされています。キッチンは半透明の素材を使い、遠くに見える海の景色とも調和をします。透明感のあるインテリアが魅力の住まいです。

車を眺められるガレージのある家

藤原・室 建築設計事務所の手がけたこちらの家は、室内から車を見ながら過ごせるガレージのある住まいです。木材などの素材感を消したい、という住まい手の要望があり、白とガラスをベースにしたインテリアでデザインされています。外部に面した部分には大きな窓はありませんが、家の外周にぐるりと設けられた細長いスリットから自然光を取り込むことができます。ふわりとした光が白い壁や床にバウンドし、神秘的な空間を作り上げています。

まるで美術館のような佇まいを持つ家

森裕建築設計事務所の手がけたこちらの家は、厚みのある屋根とコンクリート、ガラスを造形的にデザインした住まいです。まるで美術館のような佇まいを見せ、敷地外部の水盤とも相まって静寂を演出するような存在感が魅力。内装にはコンクリート打ちっ放しの壁がミニマルなインテリアを演出しています。全面ガラスによって室内と屋外の境界を感じないような空間となり、生活感を一切感じさせない凛とした空気感を持つ住宅となりました。

ただそこにある自然を感じる家

株式会社CAPDの手がけたこちらの家は、全体がコンクリートで建築された住まいです。海にほど近い敷地にあり、前面と海がつながるようにデザインされています。防波堤と同じ高さまで浮かせた床レベルによって室内からは海を見渡すことができ、開放感のある景色を感じることができます。床、壁、天井ともコンクリートのインテリアは余分なものをそぎ落とし、ただそこにある自然をぐっと身近に感じる空間を作り出しています。波の音や時間による移ろいをダイナミックに感じられ、「ミニマルさ」の本質を発揮する住宅となりました。

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