東京でモダンな家を手がける建築家の建てたルーバーのある家

Michiko JUTO Michiko JUTO
ひばりが丘、ギャラリーを意識した住まい、杉板化粧型枠コンクリート打ち放し外壁, JWA,Jun Watanabe & Associates JWA,Jun Watanabe & Associates Modern houses
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街を歩いていてふと立ち止まって眺めたくなるような魅力的な住宅に出会ったことはありませんか?ご紹介するのは東京に拠点を置くJUN WATANABE & ASSOCIATESが手がけた打ち放しコンクリートの壁と家全体を包み込む木製ルーバーで構成される外観がひと際目を引く住宅。モダンでラグジュアリーなデザインが印象的です。

南西に開かれた敷地に建つ瀟洒な住宅

趣味を充実させながら余生を楽しみたいクライアントのための建て替えプロジェクトとして生まれた住まいです。都心から少し離れたのんびりとした住宅地にあるゆったりとした敷地は2方向を道路に囲まれ、程よく開けた環境にあります。西側には道路を挟んで公園がありプライバシーへの配慮からコンクリートの外壁で構成されるやや閉じた印象のファサードを採用。

表情豊かな木製ルーバー

3階の軒の高さまで覆う南側の木製ルーバーがひと際目立つ外観です。こちらも道路に面しているため、ルーバーが柔らかに視線を遮りつつ豊かな表情を作り出し、親しみのある雰囲気を街並みに向けています。「埼玉の密集地に建つパンチングメタルの階段のある家」も木製ルーバーを外壁に採用した表情豊かな住まい。是非ご覧ください。

経年変化の楽しめる杉化粧型枠の打ち放しコンクリート

エントランスは南側に配置。杉化粧型枠を採用した打ち放しコンクリートの質感が美しい外壁に木製ルーバーがよく調和しています。時の流れと共に成長する丁寧な植栽は、経年変化で味わいを増す建築とお互いに引き立て合いながら豊かな住空間を形成していくのでしょう。

美術館のような内部空間

内部は周辺環境を念頭に置きながら、位置や大きさに配慮した開口からの光で明るく満たされています。また様々な素材で光をコントロールし、豊かな表情を作り出しています。吹抜けを設けることで立体的な広がりとダイナミックな空間が感じられるのも、この住まいの特徴と言えそうです。要望の一つであった美術館のような雰囲気が漂うモダンな家です。

素材の特徴を生かした豊かな空間

こちらは磨りガラスから入り込む柔らかな光が艶やかな美しさを放つ和の空間です。障子のような役割を果たす半透明の仕切りがモダンな空間を作り出しながら、木の天井や塗り壁、畳などオーセンティックな要素と調和し洗練された雰囲気を醸し出しています。余生をのんびりと楽しく過ごすのにぴったりの品のある住まいが素材を生かしたデザインによって生まれました。

株式会社JWA建築・都市設計

〒東京都渋谷区大山町21-6-102

(TEL) 03-3485-3521

http://www.jwa-tec.com/

watanabe@jwa-tec.com

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